どんどん学校に近づいてくるけど、一向に話の終わりは見えない。





いつもそんな感じ。





楓とは、話しても話しても話したりない!!





ホントは学校でもずっと一緒に話していたいんだけど…







「ま、その話はまた今度しよっ!
もう学校だしね」





学校に着いた。






「…うん。じゃあね!」





クラスが違うから一緒には過ごせないの…。






楓が靴を履き替えて教室に上がるまで、私はその後ろ姿を見ていた。






楓~、行かないで!!って思いながら 笑






つい追いかけたくなる衝動をグッとこらえる。






友達が出来ればいいんだけど、やっぱり内気な私は