ここはあまり人が来ない
「ハァハァ…到着したよ!ちゃー子!」
「…うん!疲れたけどね。」
階段を上るとそこには桜の舞う美しい景色
見ただけで心が安らぐ穴場スポットのはず…なのに
そこには背の高い男性が1人
よく見たらうちの学校の制服
「椿ちゃん、あれ。」
耳打ちする
「ん?…誰だろう。」
なんかショックだな
ここを知ってる人がいたなんて
「もう学校行く?椿ちゃ…」
ふと横を見ると、さっきまでいたはずの椿ちゃんがいない
前に視線を戻すと男性に向かっていく椿ちゃんがいた
椿ちゃん、何をする気!?