「省也、遅いな。残業かしら?」

もう9時だったので私一人で先に夕食を済ませた。

ソファでウトウトした。

しばらくしてハッとした。

「何時かな?もう11時じゃない。先に寝ちゃおう。」

私はベッドにもぐった。

すぐに寝入った。

省也が帰ったのもわからなかった。

「ただいま。」

部屋は静かだった。

「沙月?寝ちまったか。」

リビングの照明をおとした。

俺はシャワーを浴びてソファに横になった。

「あー月曜から残業じゃ今週思いやられるぜ。」

明日のプレゼンの資料にもう一度目を通した。

夜中の0時を回った。

「しゃーない寝るか。」

俺はそっとベッドに滑り込んだ。

沙月の温もりでほんのり温かかった。

「沙月、待ってた?」俺は彼女の髪にキスした。

「おやすみ。」