お姉ちゃんと彼氏が付き合い始めた事を知った翔太は変わってしまった。


綺麗な黒髪から茶髪へ
ピアスを開け 授業なんて出席するのも少なくなっていった。


翔太はあたしとも話す事がなくなりもう、幼なじみから知り合い程度になったかも知れない。



そうして ただただ時が流れていくだけだった。


「ねぇ翔太君 今1番乗りで保健室行くとヤラせてくれるらしいよ。
でも ショートカット じやないと対象外らしーけど」


こんな噂まで聞こえてくるようになってしまった


ショートカット もしかしたらお姉ちゃんに重ねているのかもしれない


それでも翔太を止められない自分が悔しくて

気づいた時には 学校際 の時期になっていた。


翔太 でるのかな ?

こんな事ばかり

認めたくわないがやっぱり翔太が好きなのだ。


「ただいま」

家に着くと誰もいなく

自分の部屋で寝ていた。