一緒に帰ってる時
2人に会話なんてなくて
そうじゃなくて
会話なんてなくても思ってる事とか 分かっちゃうから。
駅について私は逆方向に歩きだした。
帰る時間とかお姉ちゃんに重なるように計算して
お姉ちゃんに翔太が会えるように時間とか計算した。
最近お姉ちゃんも彼氏とうまくいってないみたいだから翔太がうまくやれば2人が幸せに…なる予定(笑)
あたしは小さい頃よく3人できてた河原へきてた
足が勝手に動いてた
近くのベンチに座って考えた
お姉ちゃんと翔太が本当に付き合ったらあたしはどうなるのだろうと
そう考えただけで涙がでてくる
あたしはどうしたらいいんだろう
翔太に幸せになってほしい
だからこそ翔太の本当の好きな人と付き合って…
いつのまにか声をあげて泣いていた。
ちゃんと翔太に想いを伝えたらいいのに。
でも翔太はお姉ちゃんが好きだから
今まで勝手に逃げ道作ってきたから。
だから逃げてたぶん
翔太にも逃げずに翔太がお姉ちゃんに想いを伝えて幸せになればいい。
あたしはきっとそれでいいんだ
泣いてる涙を拭って帰り道へと歩きだした。