客の田中はこの店の常連で、週に2回は来店していた。


酒の飲み方も綺麗で、マナーを守る優等生的な客だった。


その後も華恋と一緒に接客をして、5時間の勤務はあっという間に終わった。



響子は華恋に誘われて食事をした。



「どう?初日の感想は?」



「華恋さんのお陰で無事終わりました」



「フフフ。上手いわね、あなた」



「いえ、本当ですよ」