間宮あゆみの初恋は中学三年生の時。 女子テニス部だったあゆみは隣のコートにいる一つ上の先輩に入学当初の頃から、憧れのような淡い恋心を抱いていた。 当然のことながら、先輩なので彼は一足早く中学校から旅立っていった。 あゆみはいなくなったことで、更に彼への想いが募っていったのである。 時々部活に顔を出す彼。 とうとう理性を保てなくなったあゆみは、突然の告白をしてしまったのだ。