ポンポンと肩を叩いてきたのは
朝っぱらからモテモテの新斗。

そして

あたしの大好きな人。

「 あっ、新斗!おはよっ。」

「 おめー、行くの早ぇって!遅刻寸前だったしっ!
  あ、そだそだ。今日母さんいねぇから理沙ん家でご飯たべて良い? 」

嘘?今日、新斗まま出張の日だっけ?

新斗の両親は仕事が忙しい為頻繁に主張がある。
だからよく家に来るんだよね。

ま、あたしにしてはラッキー中のラッキーだけどね★

「 あはは!でもいつも女の子が待遇してるから
  一緒に行くと白い目で見られるんだもーんッ 」

「 ああ、ごめんな?俺のせいでなんかあったら... 」


新斗は優しい..
優しいしカッコイイしだからモテる。
でも、新斗は彼女を作らないんだよね...

新斗の彼女候補なんて五万といるのに。

「 ううんッ、じゃああたし行くね?じゃ夜ねぇ~♪ 」