帰り道は今日起きた事をずっと考えてた


そしたら前から自転車を押した陸が歩いてこっちに向かった歩いてきた

「おぉー!菜緒華じゃん!」

「久しぶり!」

学校ではあってたけど、話すのは

本当に久しぶりだった

「今帰り?」

「うん保健室で寝過ごしちゃった」

「あははー!菜緒華らしいな!」

陸はまだ用事まで時間があるからと言って家まで送ってくれた

久しぶりに2人でたくさん話した

陸は昔から面白いから一緒に居ても飽きない

一個下の他校の彼女ともラブラブだし

頼れるし本当いい奴

「菜緒華さー、萌斗の事嫌い?」

「え?なんで?別に嫌いじゃないよ」

「じゃあ好き?」

覗き込むように陸が聞いて来たから

思わず下を見てしまった

「....違う」

「そっかー残念!」

笑ながら言ってるから分かってたのかなって思った

「お前等不器用だからさー

お互い見え見えなのに素直じゃないからなー
こっちはハラハラだよ!」

って爆笑したがら話す陸

だけどよく意味がわかんない

両想いだって言いたいの?

違うよ

萌斗の好きな人は私じゃないから

「萌斗の好きな人って他校?」

「え?なに?どゆこと?」

「萌斗と凛花が話してるとこ見ちゃったんだよね」

陸が苦笑いで

「不器用なんだってー
わかってやって?」

その後家の前まで陸に送ってもらった


家に着いてすぐにベッドに倒れこんだ

今日寝てばっかだったけど疲れたな

陸に言われた事を考えてみる



あーやめよ!余計疲れる!