家について私はすぐにベッドに入って寝た


次の日起きてお弁当を二つ作って

朝ごはんを作って制服に着替えて

テレビを見ながら朝ごはんを食べてた

するとお兄ちゃんが眠たそうに目を擦りながら

「学校いくの?無理すんなよ」

「今行かないとこのままずっといけない気がするから」

「そっか...」

「今日休み?」

「あーうん」

「迎え頼んでもい?」

「最初っから行くつもりだし」

と笑いながらお兄ちゃんが言ってくれて

少し安心した

無理させてる気がしたから

「準備できた?送ってくから早くしろよ」

学校まで送ってもらうと


門に翔太と優くんが立ってた

「おっはよ〜!」

「おはよ!」

元気よく挨拶してくれた

「おはよ」

翔太はどんなに仲良くてもやっぱり男

いつも通りに笑えない

手足が震える

「どした?具合悪い?」

「全然平気!私準備あるから行くね!」

私はお兄ちゃん以外怖いんだ

男の人が怖くなった

みんなが同じにみえる

みんなが同じ事考えてるようにみえる

みんながあの人に見える...

怖い...怖い...


トイレで呼吸を整えて


教室に入った


「菜緒華平気?昨日なんで休んだの?」

「頭痛くて」

誤魔化しながらいったら

楓は

「本当に?なんでもないの?」

「...うん!」

「なんかあったらいいなね?」

楓は私より全然よりちっちゃいのに

私なんかよりも全然頼れる

見た目は妹だけど、中身はお姉ちゃん笑