小学校 6年生。

転校することが決まった

私は、りゅー に会いに行った。

「転校することになったんだ。」

「そーなんだ。」

「ずっと、りゅーのこと 好きやった。」

「え?」

「りゅーの気持ち」

「俺 好きな奴おるねん。」

「そーなんだ。」

初恋は あっけなく 終わった。

「はなちゃん やんなー!」

りゅーの友達が 入ってきた。

「お前、何で知ってんねん!」

「この前 寝言 聞いちゃった!」

楽しそうに 笑う りゅーの友達。

全然 笑えない。