ふと いつも 見る

夢を 思い出した。

はなを 迎えに行くから。

私は 誰を 待っているんだろう。

たかが、夢。

ただの、夢。

だけど、引っかかった。

「お前 なんも 覚えてねーの?」

かいの 声に 現実に戻った。

「なにを? うち、何かしたっけ?」

チュッ

かいが キス してきた。

「なにすんのよ!」

「はなちゃん、僕、はなちゃんの事 スキ。」

「は?」

「思い出した?」

「何言ってんの?」


「な、、、に、してんの、、、?」

声が した方を 見ると まみが

立っていた。

今にも 泣きそうな顔を して。