ーside雪奏ー

もう少しで、連弾だ…と思い、楽器を置いてから、ピアノの所に行った。私のパートは高音域、中音域。颯斗は、中音域(私のパートとは被らない)、低音域。

颯斗が私の向かいに座り(ピアノは二つ用意したから。)出番が来たので私は引き始める、颯斗と私のパートは似ている様で似ていない。例えば私が全音符伸ばしていても颯斗は四分音符のみだったり。

そして最後の音を残して、終わった。

こうして、拍手を貰いながら、ステージ発表は終わった。