ーside雪奏ー

いよいよ今日が文化祭(月城祭)の一日目です!

みんなテンションあがってます♪

私は約束を果たすために大急ぎで着替えてから髪を耳元で1つに結び帯留めと同じ桜草の髪止めを着けて、颯斗の所に言った。

ーside颯斗ー

まだかなぁ…さっきメールが来て、来るって言ってたが…

「は~やと♪」って呼ばれて、やっとか…と思いつつ、振り替えるとそこには原案に差し込まれていたデッサン画の服を着た雪奏がいた。紫ベースで雪奏らしい。かなりかわいい…時間がまだあることを確認して、使われて無い教室に入ると、抱き締めてから耳元で「かなりかわいいよ。」って言ったら、ボンッて赤くなった♪やばい、楽しい!「キス、したいな…」と唇どうしがふれ合いそうでふれ合わない距離で言った。ら、上目ずかいで見てきた。気付いたら俺はしゃぶりつくようなキスをしていた…止まらない…雪奏の持つ香りが強くなって俺はその香りに麻痺させられた様に雪奏が苦しいと俺の胸を叩いて来るまで、止められなかった。

「ごめん、止められなかった。大丈夫か?」と俺が聞くと

「大丈夫…」とまだボーッとしている雪奏を見て、もう少し時間置いて教室に戻った。