力の練習だけではなく、宿題や文化祭のバント練習もあるから、平行して行うことになった。

澪は中学時代に吹奏楽で打楽器担当だったってことで、打楽器になった。

皆ちょこちょこ宿題はしていたらしく、直ぐに終わった。(7月、夏休みに入って直ぐに終わらせた猛者もいたけど。)

休憩時間、さくら先輩と颯斗がいない間をついて、皆に誕生日会を開きたい。と言ったら皆乗ってくれて、その準備もすることになった。

一方その頃。

颯斗は考えていた。

両家公認の中だけど、俺の口からちゃんとプロポーズしてないと。

雪奏はストレートに言った方が嬉しいのか、それとも遠回りな言い方?

うーん…そうしたら、さくらが来て俺が悩んでいる内容を分かっていた見たいで、「颯斗の誕生日に二人きりにするから、そのときに言えば?」と後押ししてくれた。ありがとう。と言ってこの話は終わった。少しずつ準備しないとな、と思った。