ー旅行終了後。夜。五十嵐邸side颯斗ー
ちょうど父さんがリビングで寛いでいたからさくらを呼んで、例の話をしようとしていた。
「父さん母さん、少しいいか?」と俺が切り出すとさくらもリビングにあるソファーに座って話始めた。
「先ずは俺の問題から。俺は彼女がいるからと見合いを断って来ただろう?その話に進展があった。」そう、俺には見合い話があったが雪奏が居たからずっと断って来た。
「ほぅ、それで」と父さんが急かすから「先ずは彼女の名前から、母さんは何度か会って話した事があるから分かるが相手は時宮雪奏だ。時宮、と言えば父さんだって知ってるだろう?その長女だ。」
「時宮ってあの資本家の時宮家か!?だからか…どんなに言っても断ってたのは。進展とは?」
「あぁ驚かないで聞いて欲しいが…沖縄旅行の時に父さんたちが許すなら婚約者として良いと。現当主からのお許しが出た。」
「そこまで颯斗を気にいって下さってるのか…分かった。時宮家の当主、当主夫人、雪奏君で顔合わせをしよう。そう伝えてくれ。」
「分かった。話はもう1つある。」
「なんだ。」
「今原因不明の傷害事件があるだろう?警察官の持つ銃でも効かないって事が」「!!?何故それを!情報制限がかかって病院の院長クラスや警察上層部、政界でしか知らない情報だぞ!」
「それを太刀打ち出来る可能性があるらしい。それで──」と今までのことを簡単に話した。
ちょうど父さんがリビングで寛いでいたからさくらを呼んで、例の話をしようとしていた。
「父さん母さん、少しいいか?」と俺が切り出すとさくらもリビングにあるソファーに座って話始めた。
「先ずは俺の問題から。俺は彼女がいるからと見合いを断って来ただろう?その話に進展があった。」そう、俺には見合い話があったが雪奏が居たからずっと断って来た。
「ほぅ、それで」と父さんが急かすから「先ずは彼女の名前から、母さんは何度か会って話した事があるから分かるが相手は時宮雪奏だ。時宮、と言えば父さんだって知ってるだろう?その長女だ。」
「時宮ってあの資本家の時宮家か!?だからか…どんなに言っても断ってたのは。進展とは?」
「あぁ驚かないで聞いて欲しいが…沖縄旅行の時に父さんたちが許すなら婚約者として良いと。現当主からのお許しが出た。」
「そこまで颯斗を気にいって下さってるのか…分かった。時宮家の当主、当主夫人、雪奏君で顔合わせをしよう。そう伝えてくれ。」
「分かった。話はもう1つある。」
「なんだ。」
「今原因不明の傷害事件があるだろう?警察官の持つ銃でも効かないって事が」「!!?何故それを!情報制限がかかって病院の院長クラスや警察上層部、政界でしか知らない情報だぞ!」
「それを太刀打ち出来る可能性があるらしい。それで──」と今までのことを簡単に話した。