ーside颯斗ー
「ねぇ、雪奏と雪奏のお父さんは何処に行ったんですか?」と長谷川の妹、──澪だったか?そう言うと鈴美さんは「澪ちゃんには教えてないって雪奏は言ってたね…」えっ教えてないのか?まぁあの状態は普通じゃあ無いよな。
「ここまで見てしまったのなら、言うしか無いわよね…」そう前おきすると以前雪奏が話した内容を話始めた。
そして終ると、
「───でもね、澪ちゃん。雪奏は心配かけたくなくて話さなかったのよ?生徒会の皆さんは颯斗君に魔物と戦っている現場を見られて、仕方なく話したって言ってたしね?冬哉も雪奏も絶対帰って来るから安心して?二人にはかけがえのない大切な人がいるからね。澪ちゃんには分かるかしら?」
「いいえ。分かりません」そう言っていた。だが俺は、
「冬哉さんにとっての、鈴美さんと雪奏。雪奏にとっての、俺…ですね」俺は確信を持って言うと鈴美さんは
「分かってるじゃない。そう、だから絶対に負けないわ。だから安心して?」と皆を落ち着けるように言っていた。鈴美さん自身も不安なのに。
「ねぇ、雪奏と雪奏のお父さんは何処に行ったんですか?」と長谷川の妹、──澪だったか?そう言うと鈴美さんは「澪ちゃんには教えてないって雪奏は言ってたね…」えっ教えてないのか?まぁあの状態は普通じゃあ無いよな。
「ここまで見てしまったのなら、言うしか無いわよね…」そう前おきすると以前雪奏が話した内容を話始めた。
そして終ると、
「───でもね、澪ちゃん。雪奏は心配かけたくなくて話さなかったのよ?生徒会の皆さんは颯斗君に魔物と戦っている現場を見られて、仕方なく話したって言ってたしね?冬哉も雪奏も絶対帰って来るから安心して?二人にはかけがえのない大切な人がいるからね。澪ちゃんには分かるかしら?」
「いいえ。分かりません」そう言っていた。だが俺は、
「冬哉さんにとっての、鈴美さんと雪奏。雪奏にとっての、俺…ですね」俺は確信を持って言うと鈴美さんは
「分かってるじゃない。そう、だから絶対に負けないわ。だから安心して?」と皆を落ち着けるように言っていた。鈴美さん自身も不安なのに。