「んで、さっきのは何だ?」と数十分前、現場を見ていた生徒は2年Sクラス生徒会会長五十嵐颯斗先輩だった…制服は1年は赤で2年が緑3年がネイビーブルーとなっている。

「まぁまぁ押さえて」と言ってくれたのは2年Aクラスの副会長、長谷川海人先輩。それに便乗するように「そうだよ颯斗、時宮さんが可愛そうだよ!」って2年Sクラスの会計であり、会長の妹でもある五十嵐さくら先輩。ありがとうございます先輩方。

「大丈夫です。ありがとうございます長谷川先輩、さくら先輩(双子だから五十嵐先輩だと、どっちだか分からないから名前で呼んでって言われたから)これから言うことを口外しないと約束出来るなら話します。出来なければ黙秘します。」と私は言った。

そうしたら、2年Aクラスの書記速水翔先輩が「分かった。良いよね?」と生徒会メンバーにアイコンタクトした。何だろう?

会長が、「分かった。口外はしない。だがその代わりに副会長に任命する。」