────「ここが現場です。」そう言うと、魔物方を見た。かなりの大型で熊を三倍したような感じだ。

「では作戦開始だ」そう時凍様が言うと、自分の役割を果たすために動いた。

複数いる負傷者がいるところに行くと、丁度真ん中になる所に立つと、集中し始めた。自分の
周りに風が集まっていく…治癒術はかなりの集中とパワーコントロールが必要だから。解毒しながら治療する。最後まで終わらせ、時凍様に終了を告げると負傷した人の周りに時凍様が結界を張った

挟み撃ち、とアイコンタクトを確認すると時空間を曲げて魔物の左右８メートル迄の場所に行くと、全く同じタイミングで指を鳴らした。

一瞬の出来事。魔物は時空の彼方へ消えていた…