「別に良いのに…畏まらなくて、ねぇ。」さくら先輩が言って皆も同じみたいだった。
「皆、ありがとう♪」
そう言ったら颯斗は私の頭をぽんぽんってしてくれた。
私が嬉しそうにしていると、さくら先輩が
「イチャつくなら他所でして」って。あ、皆見ていた…恥ずかしい…
切り替えるように言ってくれたのは、長谷川先輩で「一つ質問。」
「あ、はいどうぞ。」私が言うと、
「微妙に会長のさ原画と違うよな?」あっそっか。
「一応発注前にお父さんに原画見せていたんですが『時期当主のパートナーが此れでは…』って言われて、しきたりを替えて時期当主のパートナーは藍色、紫O.K.にするから、藍色を入れろって言われたんです。颯斗には事前にO.K.貰っていたんですが、皆に報告してなくて、すみません…」
「いや、良いよ仕方ないしな。細かくて悪かったな。」
「いえ、私が言ったのに、藍色使っていたんですもん…気になるのは仕方ないです。」
パンパンと手を叩いて、さくら先輩が
「この話は終わり。良いわね?」って言ってくれた。ありがとう…