「冬哉は戦闘タイプだもの。こんな技が出来るのはバックアップタイプか、オールラウンドタイプのどちらかだもの。しかも、付与が難しく滅多にお目にかけられない宝石まで掛かってる絶妙なバランスでね。ここまでたと、オールラウンドタイプは出来ないから、雪奏はバックアップタイプでしょう?」とおばあちゃんは言った。

「流石だね、おばあちゃん。私はつい最近知ったけどバックアップタイプだよ。補助系を使える様になったのも最近で少しでも、颯斗の負担を減らそうってこれを作ったの。」クスクスと笑い

「だ、そうよ颯斗君。」えっ!?颯斗は目を開けると起き上がり

「起きてたんだけど話しているから起きずらくて聞いてた。ごめんな?」ってネックレスを触りながら、

「これにそんな力があっただんて知らなかった。俺は雪奏に守られてたんだな…」って

「いつから起きてたの」って聞いたらネックレスの話位と答えた。結構前だ…

赤くなった私をおばあちゃんはクスクスと笑い、

「もうちょっと話していたいけどもう4時過ぎたわホテルに帰ってお夕飯食べなきゃダメよ。冬哉と鈴美ちゃんによろしくね?」と言って、私と颯斗は車に乗りホテルに帰って行った。