当日、出雲空港に着くとびっくりする事があった。

「久しぶり、雪奏ちゃん。正月以来だね。」

「おひさしぶりです。勇人(ゆうと)叔父さん。こちらにいらっしゃるとはお母さん言って無かったので、驚きました。」言葉では、冷静だけど、内心相当びっくり中…

「姉さんには言って無かったからね?雪奏の彼を見てみたいって思ったしね?」話していると、先生と、颯斗がこの人は?って顔していたから叔父さんは

「あぁ、すみません、時宮雪奏の叔父の有里 勇人です。」と言ってから颯斗の方を向き

「君が五十嵐君だね?姉さんからいろいろ聞いたよ。雪奏を大切にしているみたいだね。時宮の事情に巻き込んでしまって申し訳なく思ってるが、叔父として、雪奏を頼むよ」と言った。颯斗は

「初めまして。五十嵐颯斗です。ありがとうございます。俺自身出来ることは限られてると思いますが、出来ることは全力をもって、と考えています。まだ若輩者ですが、よろしくお願いいたします。」と言った。