亜果音side



「光くんっ!」


光「うわっ!ちょ、?」



ストレッチしてる時に思ったんだ
愛してくれるなら愛そうって



「なんとなくー」



光くんの胸の中にうずくまる





光「俺汗かいてるから汗臭いよ?」



「んー?いい」




もう、光くんに決めた




光「練習終わったの?」




「うん」



光「じゃ、戻ろっか」



「えー」



もうちょっとこうしてたい


光「俺はいいけど、他の女子が…ね?」




ん?
気づけば他の女子の視線が痛い
痛いってか、もうイジメられるな、これ




「戻る!」



光「ははっ、戻ろっか」




私、信じられてるかな?
人をもう一度信じられてるかな?



昔、言ってくれたよね。
信じないで後悔するより信じて後悔したほうがいいって
あの時の笑顔はウソだったの?

私は…信じてたよ



光くんも信じてみようと思う
前に進めてるかな?



ねぇ、海人?