明るい茶髪の女子高生だった。多分同級生だろう、と螢は思った。


…っていうか…


「あの、え…えと、誰ですか?」


あたし、朝から不良に囲まれるようなことしたっけ?(汗)まぁ1人しかいないけど…。


「あぁごめん、うちは北浦眞子ってゆーねん。こないだ越してきた子やろー?うち、黒瀬さん家の隣やねんで。よろしくなぁ〜」


おお、これぞ『立て板に水』…。螢はマシンガントークの子を見つめたまま、ぽかんとしていた。