「んー...どっちがいーかなー...」

私、宮原棗は今絶賛悩み中だ。

「どーしたの?棗。」

そこへちょうど茉莉が現れた。

「茉莉、ちょうどいいところに!あのさ、どっちがいいと思う?コレとコレ...」

私が茉莉に見せたのはいわゆるサポーター。

黒か白か、と迷っていたのだ。

「んー...そーだなー...黒じゃない?皆黒だし...」

「...うん!そーするねー!じゃあ、買ってくる!」

茉莉のおかげで早く決まってよかったな、そう思った。





「っはぁー!」