「そちらの方は？」
「颯斗っていって、お付き合いさせてもらってるの。あたしの1番大事な人…です」
「あ、あの!!本日はお時間頂いてすみません!!今日は大事なお話があって来ました!!」
「話とはなんだね？」
「あの、栞里さんとは結婚を前提にお付き合いさせてもらっていて、結婚を今考えています。そこで、栞里さんを僕にください!!」
「あらまぁ〜…」
「………」
「必ず幸せにします!!もし、不幸にさせるようなことがあったらぶん殴ってくれても構いません!!僕たちの結婚を認めてもらえないでしょうか？」
あたしだって…認めて欲しい。
「あたしからもお願いします!!あたし、颯斗じゃないとダメなの!!だからもし反対するなら…駆け落ちだってなんだってするから!!」
