「そろそろ行こっか」



「そうだね」



あたし達は微笑みあった。



「そう言えば栞里、颯斗くんと結婚するんでしょ?」



「っ!?なんでそれ知ってんの!?」



「んー?内緒♪あ、ちゃんと結婚式よんでよね〜?」



「当たり前ー。呼ばない理由がないじゃん!」



「楽しみにしてるね」


「ほら、君たち急ごうね、式に遅れるぞ」



「あ、そうだった!」



「颯斗急ぐよ!」



「はいはい」