「うん」

「気になるなら、明日香の所行けば!?」

結衣は怒った。

「えっ?なんでだよ??」

「桃って奴と付き合ってるんでしょ。」

「桃って誰だ!?」

「勢多 桃、1年3組の。」

「そんなに疑うなら、桃に聞けよ。」

「桃って呼び捨てで言ってんじゃん。」

「前、付き合ってたんだよ・・」

「ごめん。もう・・・」

「あぁ・・・・・・」

行かなくちゃ!

たしか明日香、一昨日健に告るっていってた。

居た!!!!!!

「健、明日ね!」

間に合わなかったか!?

「俺・・・がんばるから。」

あ・・・好きな人、いたんだぁ・・・

どうしよう

あきらめよう。

「あのぉ・・・結衣さんですか??」

「えっ?そうですけど・・?」

「友達に、ならない?」

「いいですが?名前・・・」

「あたし、高木 ララだよ。」

「よろしく。」

「ララって何年?」

「一年だよ!」

「同じ!!」

「じゃあ、何組?」

「一組。」

「私、二組。隣じゃん、教室。」

「運命っぽいね?」
「どこがww」

「じゃあまたね。」

きっと、うまくいく。

あの子、美人だし。

それからは、いじめなんかこわくなくなって、順調だよ。

明日香は、親の事情で転校して、私は健と付き合う事になったし、永治は、女遊びばっかりししている。

だが、うわさでららと付き合っているようだ。

こうしていじめはなくなり、ララと仲良くなり、平和になった。

たぶんね。

でも・・・・・・・・

でも、この世にはいじめが多い。

いじめは、小学生以下と同じ事。