「健ー相談したいことがあるんだけど、」

「うん。」
 
「昨日、永治に告られた・・・・。」

「それが?。」

「まだ、話したこと無いからどういう人か、教えてほしいの。」

「あいつは、やばいよ。大成小つぶしたんだぜ!?」

「えっ!?やっぱり断ろっかな?」

「あんまりオススメ出来ないから・・・」

「あっ!ありがと。断ってくるねぇ~」

「じゃあなっ」

言いに行かなきゃ。

結衣は、全力で走った。

そこにちょうど永治が居た。

「ごめん永治・・・やっぱぁ・・むり。」

「えっ・・・あ・・・うん・・・ごめん・・。」

「永治が謝ること無いよ。」

「・・・・・」

「友達からでもいいかな??」

あっ!こんな事言っちゃった・・・

「えっ?いいのか!?」

「あっ!?うん。」

「じゃあな~」

どうしよう。

あーまただ。

ちゃんと無理って言えば・・・・

「クスッ」

「えっ??」

危ないことが始まる気がした。

何か・・・・ね・・。


「結衣~!!。」

「明日香!?」

「永治から聞いちゃった!!!!!!!!」

「えっ」

「可哀想~~!!」

「いいじゃん別に・・・」

「関係あるよ。親友だから。」

またいじめがありそうな予感がした・・・

{パシッ}

また叩かれた・・・

怖くて怖くて・・・・逃げた・・

健に言おう。

健を探した。

見つけた。

「健、明日香にいじめられてるの・・」

「はっ?そんなわけねぇだろ。」

「信じて!!!!」

「お前がそんな奴だと思わなかった。」

「ひどいよ。健、これ返す。」

キーホルダーを投げた。

「じゃあね。」

「結衣っ、お前っっっっっっ」

また、逃げた。

何やってるんだろう。

永治も・・・しんじてくれないだろうな・・・・

人生が、もうめちゃくちゃよ・・

嫌!!!

永治にやっぱり言う。

決めた。