あれはいつのことだったかな?


あたしは羨美 センビって言う族にいた。


あたしはそこの副総長。


そして通り名は蝶美 チョウビ


あたしは力では他に勝ることはできないから、スピードを駆使して戦う以外に方法なんてなかった。


そんなあたしを支えてくれていたのが当時の総長の慶だった。


慶の通り名は神美 コウビ


当時のあたしたちは全国№1だった。


でも、その栄光は一瞬で崩れさって行ったんだ。


みんなで築き上げて来たこの地位を


栄光を


あたしは一瞬にしてみんなから奪ってしまったんだ。


みんなあたしのせい。


ごめんね。