柚那へ
お前のことだからきっとこの手紙を読むのは俺が居なくなってから数日経ってるんだろうな。
いつも1人で背負わせて、怖い思いまでさせてごめん。
守ってやれなくてごめんな。
この先まだまだあると思う。
そんな中で絶対に死ぬことだけは考えないでくれ。
俺はちゃんといつまでもお前の事も由唯のことも見てるから。
お前は絶対1人なんかじゃない。
美空、伊月、玲
それに神紅の奴ら
そして由唯がいるから。
前だけ見て笑ってろ。
もしこれから先俺以外の奴を好きになったなら、幸せになれ。
俺の分まで生きて、笑ってろ。
それだけで十分だから。
最後までごめんな。
この先もずっと俺は柚那と由唯を愛してるよ。
神城 慶