「そう言われても.....。わたしはさとくんとお出かけしたいしなぁ....。」

「じゃあ、僕もまぜてよ!!」


ニコニコ、きらきら、な顔でこっちを見ている。

「え、だからやだって....」


「僕、さとに聞いてみるわ!」

そういうとシュッとさと君の席まで行ってしまった。

さとくんが頷いて、また橘さんがきらきら、ニコニコな顔になった。

「じゃあ、3人でお出かけね!」

席に戻ってくるなり、ぎゅうっと、私を抱きしめた。

「苦しいよ」

「あ、ごめん、抱きしめられたのがそんなにキュンキュンした?胸が苦しくなったの?」

「......」

「ん?なになに?なんかついてる?」

「.......へんなの。寝る」


話していると思考回路をストップさせたくなるね。

疲れちゃったよ。