「......。」


じーっと、副山君を睨んで見た。



「な、なんだよ!そんな顔したって、タイムは伸びねーんだぞ!な、なんだよ」




「うっわー、副山が照れてるー、うけるー。」



遠子ちゃんにそう言われ、私は副山君に頭を叩かれた。

「なんで?」


首を傾げ、疑問が残る。


あ、チャイム鳴った。かーえろっと。



「あーーーーー!叩いたな!今、郁子の頭叩いたな!何やってんだよー!僕、まだ頭は叩いたことないのに!」



そう言って、橘君は頭を抱えながら走っている。




「突っ込むとこ、そこ?」


1人でポツリと呟いてみた。



なんか、変な人たちばっかり。

楽しいね。