だから、もうすぐ俺のせいで。
葉純が望んでいないかたちで、友達としての関係がひとつの終わりを迎えるのだとしても。
勝手な理屈で悪いけど、俺が葉純のことで自分を恥じる様なことはひとつだってしたくないから。
葉純には。
葉純にだけは、最後まで、まっすぐに向き合いたいと思うから。
何かが絶対に変わってしまうとわかっているけど、
九割九分、俺が望む方向へ進むわけないって分かっているけど。
俺の言葉で、
ちゃんとまっすぐに目を見て、
嘘のない気持ちを伝えさせてほしいんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…