「え?修二さんと?しかも今から?」

「うん。俺、優奈ちゃんと行きたい飲み屋見つけたんだよね。」

明るい声で話す修二。

「…私でいいんですか?」

何か裏があるような修二の誘い。

「優奈ちゃんに是非とも来てほしいんだ。」

「……でも……。」

「でも何?もしかして俺の事嫌い?」

「いえ、全然!私もこの前メチャ楽しかったし。」

「んじゃあさ、一回だけ付き合ってよ。俺、優奈ちゃん以外誘う人いないし。」

「それ絶対嘘!」

「アハ、んじゃ嘘ついてでも優奈ちゃんと行きたいって事でどうかな?」


可愛く言う修二の誘いに優奈は乗ることにした。


なんとなくもやもやした日が続いてたから修二からの電話は
嬉しかった。