めぐちゃんは
悔しいよりも嬉しかった
と、教えてくれた。
私がえ?
という顔をするとめぐちゃんは

友達だから!

と、言ってくれた。
友達…。
心の底から嬉しかった。

「でも…。
あの女が私に近付いてきた。
仲村先生」

私はビックリした。
みなみも
え…?
というかすれた声を発した。

「仲村先生は、私が先生を好きだったことを知っていたの。
それで…。私に話を持ちかけてきた」