「みなみ…
本当なの?」

コクリと頷く。
私は唖然とした。

「みなみ…!本当にごめんなさい!」

勢い良く頭を下げるめぐちゃん。
こんなめぐちゃん見たことない。
本気で謝ってるんだ…。

「もう大丈夫だよ。
昨日、少しだけだけど克也君と話し合って
より…戻したの」
「よっ…がっ…だっ…!
本当に良かった…!」

めぐちゃんとみなみはお互い抱き合った。
めぐちゃん…。
ちゃんと謝ったからみなみは許したんだね。

めぐちゃんは次に私を見た。

「愛にも離したいことがあるの。
これが2つ目…」

ドクンドクン
と心臓が慌ただしく響き渡る。
しっかりと目を見る
めぐちゃん。

「実は…。」