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「流石、冷静無頓着な王子様ねー
ミラクル美少女の花でも敵わないか」
ミラクル美少女…？
「あぁ、莉緒ちゃー「一応言っとくけど、私の言ってる美少女は大葉花の事よ」
何も言っているんだこの美女は
黒髪高長身、頭脳明晰、運動神経抜群…等等、神は二物を与えるどころの騒ぎじゃなく、非の打ち所がないほど完璧少女……それが双海莉緒
ついでに言うと、私達が出会った小学生の頃から絵画のコンクールやらピアノのコンクールやら、スポーツの大会の記録更新やらで朝会の度に表彰されてた
リレーのアンカーが立つ1位とかかれた表彰台はこの子の居場所だった
私達が出会ったのは小学生の頃にやっていたバスケットのチームで
…もちろん、莉緒ちゃんはエースで私は補欠だったけど
ってそんな事はさておき
