あんなに美しかった空が眩しくて痛い

あんなに生い茂っていた緑に咽返りそうになる

あんなに優しかった世界が、心を蝕む



目に映るものすべてが、輝きを無くしている



ただただ、何をしていても

彼女の事を考えてしまう

彼女の笑顔を思い出してしまう



あんなに国に帰りたいと思っていた事さえも霞んでしまう

すべてを捨てて、彼女の側にいたいと思ってしまう



会わない日が続く程

その想いが大きくなって



俺の心を乱す