「早速、ホリス達と作戦を練ろう。なにせ時間がない」 「そうだな」 真っ赤に燃える世界が脳裏に過るのを振り切る様に、勢いよく歩き出した そうだ。 こうしている暇はない 一刻も早く、作戦を練らなければ やらなければいけない事は山の様にあるんだ 迷っている暇はない 「行こう、父さん」 「あぁ。」 柔らかく微笑んだ父を背に、部屋を出る ぐっと拳を握りながら