「どうした?」




高鳴る胸を押さえて、首を傾げて問う

すると、小さく首を横に振ってから、青空を見上げたレイア



それにつられるように、俺達3人も空を見上げた




どこまでも広がる青い空

冬の訪れを、冷たく吹く風で感じるが

惜しみなく降りそそぐ太陽の光が、俺達を温かく包んでくれる






「こんな日が、ずっと続けばいい」




そう言ったレイアの声に、微笑む

俺も同じ事を思っていたから




この美しい『時の庭』で

時を忘れた様に、大好きな人達に囲まれて

ずっと笑っていたい