胸が痛い

とても。





「レイア…」



心の中に住む、彼女の名を呼んでも

いつも隣にいたはずの彼女の名を呼んでも



もう、返事は返ってこない



あの、美しい瞳も

見惚れるほど綺麗な笑顔も



どこにも、ない―――



変わらない現実だった

俺の、この先の未来だった