「な…何よ…久美ゎ彼氏とどうなの?」

ぇ…今聞かないでよ…

「ん~と…ね。ん…と…」

やばいよ。泣きそう…

そう思ったとき、視界が真っ暗に

なった。

「ちょっとこいつ借りるわ。」

そう言ってあたしの手を引っ張り

屋上に向かうその人。

「な…んで。なんで…居るの?」

あたしは、その人を見て

ビックリした。だって…

「俺。この学校に転校してきたんだよ。」

そう。いかにも昨日と朝あった

男の人だった。

「なんであたしのクラスに来たの?」

「お前が心配だったからだよ。

お前彼氏のこと聞かれてたろ。」

彼氏…かれし…カ・レ・シ…たけちゃん