「お前…昨日の…」

なんか聞いたことがある声だと

思って振り向いたら…

「昨日の…」

昨日の男の人だった。

「やっぱりだ。」

ぇ?何が?

「同じ学校の奴だと思ってたんだよ」

あたし全然分かんなかった。

「そぉなんだ。」

あっ!!時間ないよぉ…!

「んじゃ。俺行くわ。」

「あっ。うん。」

そう言って彼は行った。

「あっ!あたしも急がなきゃ!」

ダッシュで教室に入ると

「くぅみぃ!!会いたかったよぉ!!」

と、言って抱きついてくる菜穂