思い出したのはあの場所。

私が聡太に2回目の八つ当たりをして
一週間ぐらいたったかな。

あの場所とは…
小さい頃によく遊んでた公園。

聡太「…」

ベンチに座っている聡太。
なんて話していいかわかんないけど。

栞夏「聡太っ!」

聡太「え?栞夏?」

栞夏「ここにいたんだ。」

聡太「考え事してた。」

何か表情が暗くて
私は何と話していいかわからない。


栞夏「あのね、聡太。」

聡太「どした?」

栞夏「八つ当たりしちゃってごめんなさい。」

聡太「いきなり、どうしたww」

栞夏「それでね、私ずっと聡太が好きだったの。」

聡太「えっ??」

驚いた顔をしている。
やっぱり、いきなりすぎたかな。

栞夏「幼馴染みだから私の恋は叶わないって思った。だから、伝えたかったの。」

聡太「…」

栞夏「素直になれずに毎日過ぎてって本当に辛かったの…だけど聡太が好き。」

聡太「やべえ。」

栞夏「え?」

聡太「嬉しすぎてどうしよっ」

栞夏「えっ…///」

さっきから私驚いてばっかだな。

聡太「俺も好きだよ!」

栞夏「ほんとっ!?」

聡太「おうww」

栞夏「…嬉しい(;_;)」

聡太「泣くなよ...ρ(..、)ヾ(^ー^;)」

栞夏「嬉しすぎて。」

聡太「泣き虫www」

栞夏「うるさいいいい~(;_;)」

そんなことを言いつつも

私を抱きしめてくれてる聡太。


いつまでもずっと一緒にいたい。
この先何があるかわかんないけど
2人で沢山乗り越えていこうね。

素直になるっていいね。


*end*