病院につくと由希は集中治療室に連れられた

俺はただ治療室の前で待つことしかできない。

ただひたすら祈ることしか出来ない

由希生きててくれ…

その願いは届いたのか由希の手術は成功した。


そのあと田舎に住んでいる由希の両親が来た

由希の母
『由希が御迷惑をかけました。』

「守れなくてすいません。」

由希の父
『由希はきっと駿くんが無傷で喜んでるよ』

由希の母
『そうよ〜それに死んだわけじゃないし』

「ですが…」

由希の母
『ほら、そんなんじゃ起きた時由希悲しむわ』

「すいません」

由希の父
『由希が目を覚ますまで待っていよう…』

「はい」

としか俺は言えなかった

なんでこの家族はこんなにも優しいのだろうか

俺は家族のぬくもりを感じ羨ましくなった