ある、春の晴れた日曜日。

俺は引越しをする。

「おぉーい零ー。こっちの段ボールをあっちにやってくれ。あっこれは向こうになっ」

「はぁーいっ」


...はぁっやる気のなさ0%

「零ーはやくしろー!!」

「ふぇいっ」

めんどー。

重いっ

疲れる。

今、俺の脳にはこの3つの言葉しか思い浮かばなかった。

「零ーはやくしなさいっ!!」

・・・とうとう叱られたっ

っうか高校にもなってなんでこんな事しなきゃならないんだー??

っとその時

・・・。

俺は今まで見た事のないような美人な子を発見した。

俺は目が悪いほうだケド、はっきりとくっきりと見えた。

彼女の長いまつげなんてやばいっ

色っぽい。

ポケーっとしていたその瞬間

「あっ君が木藤 夢ちゃん???だね??」

はっ??

今、なんて??

「はいっそうです。これからよろしくお願いします」

...??えっなんて??

「コラッ零っ夢ちゃんに挨拶しろっ」

・・・俺は彼女に惚れぼーっとしていた。

「こんにちはっはじめまして。零君っていうの??私は夢っこれからよろしくね」

ポーーーっ俺は思考停止にっ

「も~こんな奴ほっといて部屋着てよっ」

「あっはい!!」

と言って彼女は去った。