「愛蘭ちゃんムカつく。もう蓮君と一緒にいないでよ!」



話したこともない2人組に呼び出され
こんなことを言われるために呼び出されたのか。と内心ムカムカ




「そうだよ!蓮君に近づかないで!」


キンキンと叫ぶ女子達。



....近づかないで.....?



随分勝手なこと言ってくれるよね。




「はあ?そんなのあんた達に関係ないじゃん!蓮と仲良くしようがあたしの自由でしょ!何で人につべこべ言われなきゃいけないわけ?」




昔から気の強いあたしは、こんなぐだらないことでよびだされ、時間を潰された事に内心ムカムカしていて。


言ってしまった。




女の子達もまさかあたしが反論してくるとは思わなかったのか怖気ついてる。



その時だった

「そーいうこと。誰と仲良くしようがそいつの勝手だろ?」



「れ、蓮君!」


いつの間に.....


何処から現れたのかわからない蓮にあたしも女の子達も戸惑いを隠せない





「それに俺、自分で望んでこいつの近くにいるから」



今思えばあれ3年の言うことか?とか思う.....



「ほら、行くぞ」



優しく手を差し伸べてくれた蓮に不覚にもキュンとしてしまった