「よっと」




そんな感情に浸っているといきなり横から声がした






「れ、蓮?!」





横にいたのは蓮でした。






「よっ」





いやいや、よっじゃなくてさ。





「なんでここにいるの?」






「ん?気分?」





えっと、そういうこと聞いてるんじゃないんだけど......






「ていうかさお前化粧してる?」




いきなり真顔で聞いてきた蓮






「してるよ?」





「やっぱ?なんか顔がましになったなって思った」






「まーね。どーせあたしは不細工だからね!」





ほんとに蓮はデリカシーのない奴だ!





あたしだからいいもののそんな事他の子に言ったら殴られるよ!





なんて言ってるものの若干傷ついてるっていうね......






「なに?落ち込んでるわけ?」





そんなこと感がえてたら蓮がいきなり喋りかけてきて。





しかも図星をつかれ。






「はあ?ち、違うし!」




ちょっと噛んでしまった






「図星つかれたって感じだな」




ニヤニヤ笑ってる蓮に無性に腹が立つ






「嘘だよ。可愛いよ。いつも可愛いけど今日は特別可愛い」






そう耳元で囁く蓮は確信犯だ