そんなあたしの思いも虚しく蓮との距離は確実に縮んでいる







......そして大好きな香りに包まれた








「れ、れん.....?」






まさか抱きしめられるとは思ってなかった








まさかの不意打ちに顔がゆでダコ状態








「相変わらず赤いな」





自分があたしの顔を赤くさせてるくせに蓮は余裕そうにそんなことを言う








あんたのせいだよ!赤いのは!







「うるさい!」







......もう、何でこんなことになってるのよ







完全に蓮のペースだ